妊娠中の適切な体重増加
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妊娠中は2人分食べなさいと言われていたのは昔の話です。
今は妊娠中に体重が増えすぎると、母子共に危険な妊娠中毒症や妊娠糖尿病を引き起こす原因になったり、産道に脂肪がつき、難産の確率が高くなるというデータが出ています。
お母さんの体の為にも、赤ちゃんの体の為にも、妊娠中の適正な体重増加と食生活に気を付け、きちんと体重管理をしていきましょう。
適正な体重増加がどの位かというと、標準体型のお母さんの場合、出産予定日までに10s以内が理想です。
胎児が約3s前後、胎盤と羊水が約1.5Kg、子宮、乳房、血液、組織液などの母体の必須増加分が約3.5Kgです。
これを合わせた8Kgの他に、母乳などに備えた脂肪などの栄養分として約2〜4Kg程度で、だいたい適正な体重増加が10Kgとされているのです。
これ以上体重が増えてしまうと皮下脂肪となってしまいます。
妊娠中の体重管理で一番大切な事は、やはり食事です。
辛いつわりの時期を過ぎると、突然甘いものが食べたくなったりします。
これは次のようなメカニズムが関係しています。
つまり、妊娠28週以降、急激に胎児の体重が増え始めるようになります。
すると優先的に胎児にブドウ糖が送られるようになる為、当分不足になった母体は甘いものが欲しくなるのです。
妊娠中の体重管理のコツ
この時期に食べたいままに甘いものを摂ってしまうと、一気に体重が増加してしまう為、上手く乗り切らなければいけません。
甘いものを買い置きする事はやめ、我慢しすぎず、少しずつ食べると良いでしょう。
妊娠中の体重管理において効果的なのが食事の小分け食いです。
栄養バランスの良い1日の食事の量を、5〜6回に分けて食べるのです。
すぐにおかしや食べ物に手を伸ばしてしまいがちな妊婦の食べすぎ対策としてはとても効果があります。
お腹がすくとつわりのような症状が出てしまう食べづわりの人にも、この方法は有効です。
スナック菓子などのおやつ替わりに少量の果物を食べる事も良いでしょう。
妊娠中の体重管理をする場合、食事は和食が基本です。
栄養バランスやカロリーの事を考えても、洋食よりも断然和食がお勧めです。
特に、野菜や海藻類は満腹感があり、カロリーが低いので積極的に取り入れましょう。
母体の健康と赤ちゃんの発育が第一なので、妊娠中は良質な栄養素をしっかりと摂り、食事の内容や生活習慣を見直す事で体重管理を上手にしていきましょう。
人の体は食べ物からできています。
胎児であれ母体であれ、健康な体を維持するには適切な食事をする事から始まります。
もちろん有害なものを摂取すればそれなりのダメージを受けます。
これは当然の法則なのです。