食中毒の原因と症状
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食中毒は別名を食あたりともいい、有毒、有害な物質が含まれた食品を食べる事によって起こる胃腸炎症状が中心の健康被害です。
胃腸炎のような症状以外にも、食中毒はアレルギー中毒やフグの毒による中毒など様々な症状があります。
日本で起きる食中毒のほとんどは、食べ物に着いている毒菌によるものです。
具体的には、菌が繁殖して活動する事で毒素を生成し、この毒素によって体がダメージを受けるのです。
食中毒を引き起こす食虫毒菌がどんな食べ物に着いているのか、その毒菌が原因で食中毒が起きた場合、どんな症状となるのかをまとめてみました。
腸炎ビブリオという食虫毒菌が主に着いている食品は、魚介類や卵焼きなどの卵料理です。
生の魚介類を扱ったまな板などの調理器具や手から二次感染する場合もあります。
腸炎ビブリオで食中毒になった場合の症状は、食べてからだいたい8〜12時間後に発症し、下痢や腹痛、嘔吐や熱が出るなどで、2〜3日で回復します。
サルモネラは、主に食肉、牛乳、卵の加工品などに着く事が多く、学校給食で一番起こりやすい食中毒の原因菌です。
サルモネラで食中毒になった場合の症状は、発症が12〜24時間後で、高熱、頭痛、嘔吐や下痢、腹痛などで、回復に1週間かかる事もあります。
カンピロバクターという食虫毒菌は、牛肉、鶏肉、豚肉などの食肉や、殺菌していない水に着いている事が多く、これも学校給食の食中毒の原因になる事が多いものです。
食中毒を起こさないために
カンピロバクターで食中毒になった場合の症状は、発症が2〜7日後と遅いのが特徴で、頭痛や下痢、腹痛、熱が出るなどがあります。
ボツリヌス菌はニシン、ハタハタ、アユなどの「いずし」と呼ばれる保存食品に着いている事が多く、ハムやソーセージ、瓶詰めや缶詰などの空気を抜いた食品からもこの菌が検出される事があります。
ボツリヌス菌で食中毒になった場合の症状は、発症が12〜36時間で、初期はおなかが張る、吐き気や嘔吐などの胃腸症状が現れ、次第に舌がもつれる、頭痛、視力障害などの神経症状が現れてきます。
重症の場合、呼吸困難で死亡する場合もあります。
ブドウ球菌は、おにぎりやお弁当など、スーパーやデパートのお惣菜や学校給食などに多く、この食中毒菌での症状は、嘔吐、下痢、腹痛です。
1〜5時間後に発症しますが、だいたい1日で回復します。
ウェルシュ菌は、ミートボールやハンバーグなど食肉の調理食品や、アジフライなどの魚介類の調理食品に多く、下痢や腹痛が主な食中毒の症状です。
8〜24時間後に発症しますが、1日で回復します。
食中毒を防ぐ為には、清潔に気を付ける事が大切です。
トイレの後や食事の前には必ず手を洗う事を心がけ、調理器具なども清潔にするようにしましょう。
いずれにしろ、明らかに体調がおかしい、特にお腹が痛い、下痢をしている、吐き気があるなどの場合は食中毒を疑い、すぐに医師を受診する必要があります。
治療が遅れると命にかかわる場合さえあるのです。